WB HOUSEは、通気断熱WB工法によって建てら
れた住宅のことです。その特徴は、壁の中にある2
つの通気層で、家が衣替えをするように、四季に
応じた環境を整えます。
室内の気温と湿度の
バランスを保つ。
さらに、形状記憶合金を用いた通気口の自動開閉装置(ハットヘルス、バリアヘルス、アンダーヘルス)が家全体の「通気」と「断熱」を制御し、室内の気温と湿度のバランスを保ちます。
機械換気に頼ることなく健康的な住空間を維持できるのは、通気断熱WB工法の高い安全性の証です。
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※図はイメージです。
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※図はイメージです。
あたりまえの暮らしがしたい
自然や季節を感じ、伝統か知恵を受け継ぐ。
そんな暮らしを考えたら、
あたりまえの家づくりが必要でした。
人が呼吸するように、
家も呼吸しながら生きている。
深呼吸したくなる家。
WB HOUSE
人、家、地球に優しい家づくり
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人の健康
大切な家族と住む家だから、
心から安らげる家が欲しい。健やかに暮らせる自然住宅は、
家族を幸せにします。 -
家の健康
家族や財産を守れる
上部な家であってほしい。長持ちする健康住宅は、
心も豊かにします。 -
地球の健康
環境に配慮した家づくりは、
地球にも優しい優しい家です。省エネルギーは、
WB HOUSE の基本性能です。
ふたつの呼吸
「WB」はダブルブレス。
ふたつの呼吸です。
ひとつめの呼吸は、「家の呼吸」です。
気温の変化で反応する形状記憶合金を使った仕組みで、壁の中の空気をコントロール。夏は、壁の中の空気を流して室内の空気を快適に保ち、冬は、外の空気を遮断し、機密性と断熱性を上げることで、室内の熱を逃がしにくくします。
もうひとつの呼吸は、
「壁面の呼吸」です。
伝統的な土壁が持つ湿気を通す作用を応用し、季節に応じて、家そのものが呼吸する仕組みを開発。室内の科学物資や臭いを、野外に排出する仕組みです。湿度が上がりにくいので、カビ抑制にも効果を発揮します。このふたつの呼吸により「人」「家」「地球」が健康でいられる家が完成するのです。
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湿気対策
高湿多湿の日本では「湿気対策」が住まいづくりの原点です。「家は夏向きにつくれと言われるのは、風通しの良さが、家を長持ちさせるための秘訣だからです。「WB HOUSE」は、独自の技術開発により、結露とは無縁の健康的な家を実現しました。
※図はイメージです。
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気温に反応する形状記憶合金
WB HOUSEは、各通気口に気温の変化で伸縮する形状記憶合金を利用しています。気温に応じて通気口が自動的に開閉する発想により、家も人と同じように衣替えができるのです。自然の力を利用した換気は環境にも優しく経済的です。
※図はイメージです。
先人の知恵
日本の家づくりには、
昔から土壁が使われてきました。
土壁は吸湿性に優れていて、湿気の多い日本風土にてきしているのです。夏は空気中の湿気を吸収して、部屋をカラッとした空気にします。冬は水分を放出して、室内の温度を適度に保ってくれます。
土壁が持つ調湿作用を応用し、透湿性の高い壁を開発。浸透圧によって室内の余分な湿気と共に、科学物資や匂いも壁を透過して屋外に排出します。
シックハウス
厚生労働省によると、日本人の2人に1人が何らかのアレルギー疾患にかかっているとされています。WB HOUSE は近年、社会問題になっているシックハウスやアトピー、喘息などの健康被害から住む人を守り、心から安らぎ健やかに暮らせる家を提供します。
住宅の平均寿命
日本の平均寿命は26年。他の国に比べると圧倒的に短いです。しかし、WB HOUSE は、世代を超えて永くすむことができる住宅です。また、機械に頼らない換気により、冷暖房の使用を大幅に削減しました。電力を抑えることは環境にも優しく、経済的なのです。
近年、住宅の高気密化・高断熱化が進み、建材などから発生する化学物質による室内空気汚染が起こりやすくなっています。さらに、湿度が高いと細菌、カビ、ダニが繁殖しやすくなります。また、一般的な石油ストーブやガスストーブから排出される一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物等の汚染物質やたばこの煙に含まれる有害な化学物質。シックハウス症候群は、それらが原因で起こる症状です。その症状は目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹など、人によってさまざまです。人に与える影響は個人差が大きく、まったく影響を受けない人もいれば、敏感に反応してしまう人もいます。
(厚生労働省健康局生活衛生課のHPより抜粋)
Q&A
よくあるご質問
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24時間換気をしなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。
WB 工法は、壁の透湿作用と壁体内の通気効果で室内の化学物質を厚生労働省の基準値以下に下げることができます。したがって、換気が止まっていても化学物質の濃度が高くなる心配はありません。しかし、建築基準法では、0.5回/h の換気を義務化していますので、高額な換気システムを付ける必要がなく、できるだけ簡易な換気設備で大丈夫です。
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冬は通気層があることで寒くなったりしませんか?
寒くなりません。
冬は形状記憶合金により開口部が閉じるため、通気層があっても問題ありません。通常、外張断熱を行った場合でも壁体内に通気層はありますが、断熱性能は十分に確保できます。冬は、断熱材の性能をどこまで上げるかで性能が決まりますので、WB 工法でも津城の高気密断熱工法でも性能は変わりません。
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エアコンの冷気が壁体から逃げてしまい、エアコンの効きが悪くなりませんか?
悪くなりません。
WB 工法は、壁の透湿効果と壁体内の気流で室内の除湿効果を高めています。したがって、ビニールクロスを使用した建物に比べると室内の湿度を低く保つことができます。これにより、ケア婚を使用した際の除湿エネルギーを減らすことができ、エアコン効率を上げることができます。弊社、実験棟調べでは、透湿壁の建物とビニール貼りの建物では、除湿にかかるエネルギーを50.6%減らすことができ、エアコンの総体的なエネルギーも14.3%削除することができます。
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冬に通気層が閉まった場合、壁の中で結露は起こしませんか?
木材と壁の調湿作用で壁体内の湿度を調節しています。
冬は木材と壁の調湿作用で壁体内の湿度を調節しています。(40坪の住宅の場合、木材で2トン、壁で1トンの調湿能力があります)また、冬通気部材が閉まった状態でも約10%の通気を確保しており、この通気により壁体内の湿気を少しずつ逃がします。湿気が逃げるということは当然、熱も逃げるということになりますが、通気による熱の損失量はQ値に換算すると0.06W/㎡ K となり、非常に小さな値で建物の温熱を損なうことはありません。
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壁の中の湿気が室内に戻ってくることはないのですか?
ほとんどありません。
通常、家の中で人が生活している場合、水上気分圧は常に室内側が高くなりますので、逆転現象はほとんど起こりません。家の中で人が生活していない場合は、逆転もありえますが、生活していないのであれば逆転しても問題ありません。
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透湿壁に汚れが付いて、化学物質が透過しなくなることはないのですか?
石膏ボードの通気性が無くなることはありません。
石膏ボードのスキマは1/1000mm で、ホルムアルデヒドの分子の大きさは1/1000万mm ですので、油などでベッタリと汚れが付かない限りは、石膏ボードの通気性が無くなることはありません。
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形状記憶合金は劣化することはないのですか?
劣化はしません。
形状記憶合金は伸ばしたり、縮めたりの可動耐久試験を10万回行っておりますが、劣化はしないとの結果を受けております。(日数にすると、例えば1日に2回可動した場合、1年で730回、10年で7300回、100年で73000回となります)
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海に近い場所に新築を考えていますが、形状記憶合金が錆びませんか?
錆びません。
形状記憶合金はチタンとニッケルでできているため錆びません。
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通気制御部品の保証期間は何年ですか?
10年間です。
形状記憶合金を使用した通気制御部品の保証は10年間です。現場竣工後に施工した工務店より保証書が届きますので、大切に保管しておいて下さい。
暑くなったら服を脱ぐ、寒くなったら服を着こむ。
私たちは季節に合わせて衣替えをします。
家も同じように季節に合わせて衣替えをしたい。
夏は通気性がよく、冬は気密性と断熱性の高い家。
家の構造で暑さ寒さを取り除き、
季節を感じながら
暮らしていく豊かな生活。
WB HOUSE は、通気口に気温の変化で伸縮する形状記憶合金を利用し、気温に応じて通気口が自動的に開閉する新しい発想で、家も人と同じように衣替えができるのです。
そんな家族思いの家を建てたら、
永く住んであげて下さい。